情報ソリューション科は、AI対応のプログラミングを中心に、高い専門力を身につけるとともに、SNS等の発達を受けて企業の情報システムなどで蓄積される膨大なデータを、自らが分析・加工し、経営上の意思決定に役立てる手法や技術の習得に取り組みます。
AIやIoT時代の到来等、これからの情報化社会に向けて、開発者側、利用者側、両方の視点を持ち、社会から必要とされる高い専門力を持った生徒を育成することを目標とします。
情報ソリューション科学習のワークフロー
- 情報ソリューション科の特色(どのように学ぶか)1年次
- 情報処理…Microsoft Excelを活用し、データ収集・加工、クラウドの利用などITをビジネスに活かすための幅広い知識やスキルを学び、ビジネスにおける課題を解決する力を身に付けます。
プログラミング…V流れ図を使いアルゴリズムを学習します。また、Google Colaboratoryを使用して、Pythonによるプログラミング言語の学習を行い、2年次以降のAI・データサイエンス学習にスムーズに移行します。オープンソースが幅広い業界で技術革新を進めていることから、GitHubを使用するなどデジタルトランスフォーメーションを推進するプラットフォーム環境を利用します。
- 情報ソリューション科の特色(どのように学ぶか)2年次
- ソフトウェア活用…ソフトウェアの活用からシステムの開発まで学習します。データベースと連携したWebアプリケーションの作成方法を身に付けます。
AI・データサイエンス演習Ⅰ…Pythonによるプログラミング言語学習、および「商研オリジナル教材」を活用し、実データの分析をVisual Studio CodeやGoogle Colaboratoryを使用して、python言語により、実践的なデータ分析のスキルを身に付けます。
情報セキュリティ…セキュリティ上の脅威に関する知識や対策を理解して、個人情報の流出、データの盗聴や改ざんなどのリスクに対応する最新の技術動向を学習します。国家試験の情報セキュリティマネジメント試験の合格を目指します。
- 情報ソリューション科の特色(どのように学ぶか)3年次
- AI・データサイエンス演習Ⅱ…データ分析を行うコンペに挑戦して、実践的なスキルを身に付けます。ビジネスの現場でよく使う手法や分析視点を学びます。
ネットワーク活用…インターネットの概要を理解し、Webを実現している基本的な技術を学びます。HTML、CSS、JavaScriptの構文やコンテンツの制作を身に付けます。
ネットワーク管理…開発者向けのツール「WSL2」や開発者向け無料サービスである「Heroku」、「LINE Developers」などを利用して、セキュリティ実装を学習します。
- 情報ソリューション科が育成すべき資質・能力(何ができるようになるか)
- 1 技術革新が急速に進展するIoTに必要なスキルと知識を習得することができる。
2 データを分析して現実の問題に取り組むことで、課題解決に挑戦し続けることができる。
3 デジタル改革やデジタルトランスフォーメーションを推進して、ワクワクする未来を創ることができる。
- 情報ソリューション科のキャッチコピー
- 『 IoT・AIで社会の発展に貢献』