文化祭(久遠祭)



「1年生 久遠祭を終えて」
1年学年主任 生駒 哲明
本年度の久遠祭はテーマを、「夢現」として10月25日から26日の2日間で開催された。
昨年度同様、今年度もコロナウィルス感染拡大防止の為、外部からの来場者を招かず、三年生は体育館で鑑賞、一、二年生は教室でリモートによる鑑賞と体育館での鑑賞は時間帯を決めて学年ごとに入れ替えて行い、保護者へはユーチューブで配信する久遠祭となった。
体育大会が日程変更で10月に移ったことから、体育大会、文化祭と連続で行事が開催され、1年生にとっては経験したことのない大きな行事をクラスで団結し、短期間でよく完成させたと思っている。
また、2学期中間テスト終了後2週間での開催ということで、担任・副担任の先生方にとってもかなり大変なことだったと思う。生徒達は無事、これらの行事をやり遂げることができた。先生方の常日頃の指導に改めて感謝したい。
生徒達はこれらの行事を終え、それぞれ、思うことや反省することがあるだろう。これらの体験から学んで得たものは、宮商生として成長する契機となり、今後の高校生活に活かしてくれることと確信している。
各クラスの展示タイトル
11HR あつまれ11の森
12HR 星空を歩く
13HR 結
14HR ドリカム14
15HR seaをsee
16HR 幻想的な世界へようこそ
17HR グロドリAMERICAN DINER
~Lets feel the World!!~
結果
最優秀賞 17HR
優秀賞 12HR
「2年生 久遠祭を終えて」
2年学年主任 菊池 誠
本年度開催された久遠祭はテーマを、「夢現」(むげん)として10月25日~26日の2日間で開催された。
昨年度と同様に、今年度も新型コロナウイルス感染拡大防止の為、外部からの来場者を招かず、三年生は体育館で鑑賞、一、二年生は教室でリモートによる鑑賞と体育館での鑑賞は時間帯を決めて学年ごとに入れ替えて行い、保護者へはユーチューブで配信する久遠祭となった。
体育大会が10月に日程変更になったこともあり、久遠祭に向けて各クラスで十分な準備期間を確保することはできない状態であった。その限られた時間の中で、工夫を凝らした展示で会ったのではないだろうか。
2年生の体育館での鑑賞等は限られた時間ではあった、今年度の三年生のクオリティーの高いステージ発表を目の当たりにして、来年度の自分たちの姿を重ね合わせ、想像が膨らんだことであろう。こうやって新たな伝統が受け継がれていくのだと思う。そういった意味でも、全学年が体育館で鑑賞することができない、今の状況を悲観的に捉えずにはいられない。
体育大会や久遠際という学校行事を経て、生徒達は間違いなく成長した。コロナ禍ではあるが、学校行事で得られる生徒の人間的な成長から目を背けず、そういった生徒の成長の機会を十分に補償していくことの大切さを実感させられた。これらの体験から学んで得たものは、宮商生として成長する契機となり、今後の高校生活に活かしてくれることと期待している。
各クラスの展示内容
21HR 夢限の彼方へ
22HR Universal Studio22
23HR なぁーんで SHOW?
24HR ジンジャーエール
25HR 2525スイッチ
26HR I see the Light
27HR ラ ベル メール (美しい海)
結果
最優秀賞 25HR
優秀賞 27HR
「3年生 久遠祭を終えて」
3年学年主任 村川 一樹
今年度の久遠祭は、「夢現」をテーマに行われた。コロナウィルス感染拡大防止の為、外部からの来場者を招かず、三年生だけ体育館で鑑賞し、一、二年生は午前、午後、交代で体育館で鑑賞し、それ以外の時間は教室でリモートによって鑑賞をした。
三年生は、久遠祭が行われた時期が、自身の受験や2学期中間テストの勉強、体育大会の準備などと重なり、やらないといけないことがたくさんあり、生徒たちにとってはいくら時間があっても足りないという感じだったのではないだろうか。しかしそのような中でも、どのクラスもとても素晴らしい劇や動画を作り上げた。
生徒たちは、先ほども述べたように、いろいろなことをやらなければならない中で、大変な思いをしたとは思うが、大変な思いをしたからこそ、劇や動画ができあがり、当日を迎えた感動や達成感は大きかったに違いない。また、クラスでひとつの作品を作り上げていく中で、チームワークの大切さや自分の仕事に対して責任をもって取り組むという姿勢を身につけてくれたと思う。この身につけた力を残された高校生活、また卒業後の生活にいかしてくれるものと信じている。
各クラスの活動内容(タイトル)
31HR 動画・31MOVIE~個性豊かな仲間達~
32HR 動画・スカッとジャパンの恋愛ミニドラマ
33HR 動画・夢現!もしも宮商が○○な学校だったら。
34HR 劇 ・人生ごっこ
35HR 動画・宮comちゃんには騙されない
36HR 劇 ・Entrance in the Wonder Land
37HR 動画・「青春ドラマ~テストは赤点・恋は100点」
結果
最優秀賞 34HR
優秀賞 36HR
体育大会



体育大会を終えて
赤団団長 尾﨑 亮太
私は、今回の体育大会で団長をしたことで様々な経験をすることができた。
一、二年時にはコロナの影響で規模縮小などにより思いっきり例年通りの体育大会を行うことができなかったので、私たちの代で例年通りに開催することを知り、正直不安があった。
初めて行う応援はどのようにして盛り上げるか、思いっきり声を出せる競技ではどのように工夫するかなど色々なことを悩んでいた。そんな時に副団長をはじめとするリーダー全員が一緒に考えてくれて色々な案を出してくれたことで助かった。それで楽しく体育大会への準備を進めることができた。
夏休みもたくさんの時間を体育大会の準備に費やしてきた。しかし、始業式の日に目前としていた体育大会の延期が決まった。みんなで一生懸命準備に取り組んできた分ショックが大きかった。それでも中間テストを終えるとまた明るく元気に練習を再開した。このメンバーでなかったらここまでの困難も乗り越えられなかったからみんなには本当に感謝している。
また、何よりも大きな経験となったのは、集団の先頭に立ち自身の力でその集団を引っ張っていくということだ。赤団の団長として一つの団を引っ張っていくのはもちろん、全校の前に立ち宮商を引っ張っていこうという強い気持ちで団長をしてきた。
この経験からまとめることの難しさを知ったと同時に、みんなで協力すれば素晴らしいものが完成することも身をもって感じた。この経験をさせてもらえたことで成長することができた。
最後に、私たちの代の体育大会を例年通りに戻して開催していただいた菊池先生をはじめとする先生方やお越しくださった来賓、保護者の方々に感謝したい。一生忘れることのない最高の思い出となったこの体育大会をともに作り上げてきたみんな、ありがとう。
唯一無二の体育大会
黄団団長 福島 結良
今年の体育大会は昨年、一昨年とは変わって制限なく通常通り行うことができました。今回の体育大会を通して、学校行事が普通に行われることは当たり前ではないことを改めて実感しました。また、団長、リーダーだけの頑張りではなく、裏で生徒会や先生方が手厚いサポートをしているおかげで体育大会を成功させることができ、改めて感謝しています。
私が団長をやる上で気をつけていたことは、3年だけで盛り上がらないようにしようということです。3年生が楽しむことはもちろん大事ですが1、2年生も一緒に盛り上がることが団長やリーダーの役目だと感じたからです。普段学年間の交流が少ないからこそ、声をかけることをしないとなかなか一緒に盛り上がれないと思ったので、1、2年生にまで気を配ることを心がけようと思いました。
演舞とダンスは、夏休み前から練習をはじめました。私はリズム感があるほうではないため苦労することが多かったですが、得意な人に教えてもらったり、苦手な人と一緒に残って練習したりしました。そのおかげで、本番ではミスなく踊ることができいい思い出になりました。
体育大会の練習が始まってすぐは、みんな声が全然出ていなくて心配でした。しかし、競技や応援練習を繰り返すことで絆が生まれ、高校生活最後の体育大会が全員で盛り上がり、最高なものにすることができてよかったです。特に3年生の盛り上がりと団結力がすごく、勝利のために協力して活動することができました。結果は何も取れませんでしたが、最高の体育大会になりました。
また、男子の団技は予行練習では青が、最後の練習では赤が一位となり、黄団だけ勝つことができていませんでしたが、作戦を考え本番では練習以上の団結力で勝つことができ、全体の指揮も上がりとても盛り上がりました。
副団長をはじめリーダーの皆さん、3年生の皆さん、体育大会期間中は率先して動き、いろいろな場面でサポートしてもらい本当にありがとうございました。体育祭を通してみんなと仲が深まり、行事が盛り上がったのは3年生の協力があってこそだと思います。残り少ない学校生活もメリハリを付けて全力で楽しみましょう。
1、2年生の皆さん、不甲斐ないところもありましたが、最後までついてきてくれてありがとうございました。とても思い出深い体育祭になりました。来年は今年よりもさらに盛り上げて協力して良い体育祭にしてください。
体育大会を終えて
青団団長 井上 結心
体育大会の団長を経験して思ったのは、一つの行事を達成させることの大変さだった。
高校に入学してからコロナウイルスの影響でいろいろな行事の中止や、縮小がよぎなくされ苦しい学校生活だった。今までは、先輩方が引っ張ってくれていたが最高学年になり自分たちが引っ張っていかなければならない立場となり大きな責任と不安を感じていた。それに加え今回の体育大会は、1,2年前とは違い3年前の通常の体育大会を開催することができ喜びもありましたが正直自分たちに団長という大役が務まるのか不安があった。当初の予定では9月開催でしたが10月に延期になったことで練習時間も3日間となり心配だったが菊池先生をはじめたくさんの先生方の協力もあり無事体育大会を成功させることができた。応援を行えたり全てのプログラムを実行できたのも周りの方の支えがあったからだと思う。青団団長として、青団をまとめることができたかは分からないが結果としてダブル優勝できたのは青団の生徒全員のおかげだと思う。全校生徒全員が一人もかけることなくこの体育大会に取り組めたことが一番だと思う。勝ち負け関係なく自分にとって今までで一番の体育大会だった。体育大会を通じて学べたことを1,2年生はこれからの学校生活に3年生は進路実現につなげてほしいと思う。何をするにでも誰かの支えがあってできることを忘れずこれからを過ごしていきたい。
宮商マーケット(販売実習)
「宮商マーケットについて」
宮商マーケット担当 谷口 重晴



宮商マーケットは、生徒が、実践的・体験的学習を通して自主性や協調性を伸長させるとともに、より良い接客マナーを習得し、将来各種の業務に従事するための指針を得ることを目的に実施している。3年前からの新型コロナウィルスの影響により、2年連続で開催を目前にしてマーケットを中止せざるを得なかった。しかし、昨年度は規模を縮小し、3年保護者と生徒を対象に実施した。そのおかげもあり、今年度は、生徒たちがある程度のイメージを持って準備に取り組むことができている。また、現在は段階的に規模を戻すことを念頭に置き、地域住民・保護者が来校できる形で計画を進めている。生徒にとっては、どの程度の来客があるのか想像できないこともあり、仕入計画では戸惑っている部分もあるが、業者とのやりとりで、仕入計画が固まってきている。商業の集大成としての位置付けであるため、今まで学習した内容を活用し、店舗設計の計画も行っているが、備品(冷蔵庫等)の取り扱いをしたことがないため、イメージが湧かず、苦労している部分もあるが、生徒にとっては良い経験になっていると思われる。
宮商マーケットは、商品の仕入・販売から運営に至るまで生徒が積極的に関わり、体験できる貴重な学習の場である。二日間開催することにより、一日目の反省を活かす場を設けることができる。しかし、そのためには全体の状況を分析し、改善点を見いだすことが必要となる。状況の把握をするためには、開催前にどのような視点で会場を見るかを考え、常に改善点を考える事が必要である。そのため、生徒がお互いの意見を出し合い、視点を考え、準備をしてくれる事で成長してくれると思われる。このように販売だけを目的とせず、宮商マーケットに参加し、改善策を考え実践することで、社会に出る前の生徒の貴重な体験となってくれることを期待したい。
1.日 時 令和4年12月3日(土)~4日(日)
9時50分~10時00分
オープニングセレモニー
10時00分~15時00分
一般向け販売実習
15時10分~15五時30分
生徒向け販売実習
2.会 場 本校体育館、南側駐車場、
来客駐車場(河川敷駐車場)
3.内 容
①販売実習
雑貨・ポップコーン・洋菓子・餃子・パン・フルーツサンド・野菜・果物・海産物
お弁当・ドーナツ・コーヒー・ジャム・文具・リンゴ飴・はちみつパンケーキ粉
フレンチトースト・お茶・健康食品・どら焼き・ 等
②庶務
受付案内、クリーン、衛生、銀行、駐車場、会場設営撤収、記録、放送
修学旅行
国内修学旅行を終えて
国内担当 菊池 誠



今年度の修学旅行は12月実施のため、スキー場に雪があるかどうかが不安であった。また、新型コロナウイルス感染症の拡大が懸念される日程であった。第2学年国内組全員で修学旅行に行くことを願っていたが、残念ながらコロナウイスルに感染した十数名の生徒を宮崎に残し、後ろ髪を引かれながらの出発となった。
今回の修学旅行は、スキー研修・東京ディズニーランド・東京都内班別自主研修の三つがメインであった。
スキー研修は、一日目はほとんど雪が降らず人工降雪機によって作られた、100㍍くらいのゲレンデでインストラクターの方々の、熱心な指導の下、基本練習を行った。二日目は前も見えないほどの吹雪に見舞われ厳しいコンディションの中で、雪国体験とスキー研修を行った。初めてスキーをする生徒がほとんどだったが、緊急を要するような怪我もなくそれぞれにスキーを堪能できた。運動の苦手な生徒も丁寧な指導のおかげでリフトに乗れるほど上達した。スキー場関係者の方々やインストラクターに感謝したい。
三つの研修の中でも一番生徒が楽しみにしていたのが、東京ディズニーリゾートであった。今年度はディズニーランドに限定しての研修となった。天候は、コートもいらないような穏やかな快晴で、様々なアトラクション、ショッピング、パレードなど、十分に楽しむことができた。
東京都内研修は、お台場スタート、お台場集合にし、五時間の時間を確保した。各班、事前に計画した場所へ電車等を使って移動し、楽しく研修することができた。慣れない電車の乗り継ぎに緊張感をおぼえながらも、自分たちだけで行動することで班ごとの絆も深まり、良い思い出ができたようである。
最終的に、現地でコロナウイルスに感染し、福島の療養所で過ごした生徒2名。同じく千葉県で1名。計3名の生徒が旅行期間中にコロナに感染するという状況になった。宮崎県に残してきた生徒を合わせると約20名程度の生徒がつらく悔しい想いをしたことになる。全員が笑顔で修学旅行に行くことが目標であったが、それが叶わなかったことが本当に心残りである。
今年度も、保護者からの携行届の提出により、携帯電話の携行を認めた。使用法など心配な面もあったが、ルールを守って使用をしてくれたため大きな問題はなかった。また、服装や態度が良く、時間を守りながらきちんと集団行動できたことは、さすが宮商生というべきところである。
最後に、修学旅行に向けて、いろいろな準備・指導をして頂いた先生方。新型コロナウイルスの対応等で夜遅くまで対応頂いた、東武トップツアーの徳永さん、添乗員の方々に心から感謝したい。
修学旅行を終えて
海外担当 大迫 康代



海外修学旅行を目標に国際経済科を受験した生徒も少なくないなか、今年の修学旅行も国内コースへ変更しての実施となった。それでも国際経済科の特色を出す工夫をするべく私自身も研修を重ねて計画を練った。
1日目は浅草周辺で、Global Fieldwork Programに参加した。世界各地からの四人の留学生リーダーを中心とし、英語でコミュニケーションをとりながら、「世界に発信したい東京の魅力」について考え、写真や動画を撮影しながら街歩きをするプログラムであった。事前学習で行きたい場所や留学生に対しての質問も準備して臨んだ。生徒達は初めて行く場所に戸惑いながらもリーダーと一生懸命コミュニケーションを取ろうと必死に頑張っていた。最後に浅草で再集合をしたとき、生徒が少し頼もしく見えた。
2日目は鎌倉に移動し、鶴岡八幡宮で参拝をし、小町通りを散策した。小町通りでは日頃見られないスイーツやお土産物に心を奪われ、買い物に勤しんでいた。各自江ノ電に乗り、江ノ島に移動し新江ノ島水族館を堪能した。
3日目はTOKYO GLOBAL GATEWAYという体験型英語学習施設で四つのさまざまなプログラムに挑戦した。アトラクションエリアトラベルゾーンで旅行会社や薬局、カフェなどのシチュエーションに応じた英会話を学んだ。また、多文化理解についての講義を受け、日本文化に触れたり、ニュース番組を作ったりする活動を通して一日中英語で学習をした。
4日目、5日目は他クラスと同様に東京ディズニーランドで夢の国に酔いしれ、東京班別研修では自分達の思い描いた東京を楽しんだ。
5日間の中で2日間、思う存分英語に触れた。学校にいてはできない研修ができるのが修学旅行の醍醐味である。楽しいばかりではない。クラスみんなで苦楽をともにする濃い5日間であったのではないかと思う。
全ての行程を経た今、元々少ない人数のクラスにもかかわらず七人の生徒が参加できなかったことだけが悔やまれる。担任としては身を切られるような思いだった。高校生活一番の思い出になる修学旅行、全員でこの行程を経験させたかった。
今後、全ての行事が最後になる。その行事ひとつひとつは二十八人全員で経験し、高校時代の思い出をひとつでも多く持って卒業して欲しい。
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