第64回 卒業式
3月1日(水) 第64回卒業式を行いました。
学校長は、「世界的なパンデミック、コロナ禍が始まる中に高校生活がスタートし、多くの制約・制限を受けながら過ごした3年間でありました。宮商生は出来ることに精一杯取り組み、進路実績や部活動実績などで多くの成果を残してくれました。皆さんの頑張りと活躍に感謝とねぎらいの思いが強くあります。Z世代といわれる皆さんが他者を思いやる心情で、社会生活・職業生活に参画すればきっといい変化が訪れるはずです。皆さんの今後に、この願いと期待を込めさせてもらいます。」と式辞を述べ、卒業生代表の牧野さんが「高校生活は、検定試験に部活動、生徒会活動に行事など、とても充実したものになりました。その中でも、行事なしでは私達の高校生活は語れません。特に体育大会。1年次は午前中だけのプログラム、2・3年次は久遠祭前に延期されたことによりハードなスケジュールになりましたが、団対抗リレーにおいては、全団がゴールすると”お疲れ様”の優しい言葉と共に拍手が起こる、温かく宮商生らしい終わり方でした。結果発表は毎年ユニークな方法で行われました。生徒会活動を行う中で、この結果発表は特に思い入れがあるものになりました。一から案を出し合い、協力し合い、様々な人の手を借り、時に放課後遅くまで残って作り上げた結果発表。手助けしてくれる人が身近に存在していることはこんなにも心強いものだと実感しました。放課後友人と教室に残り検定勉強に励み、高みを目指して部活動に全力を注ぎ、他愛もない会話で友人と笑い合った日々は、幸せそのものでした。今日、その日常を手放さなければならないと思うと、やり残したことが思い出され、名残惜しく悲しい気持ちがこみ上げてきます。当たり前に学べる環境があることに感謝し、私達は夢を実現させていきます。」と答辞を述べました。